Chromebookは幅広い機能が詰まった、小さいのに優れたマシンです。しかし、再生したい動画をよどみなく再生することに関しては、Mac・Windows・Linuxなどのコンピュータに比べて苦労することがあります。

動画は再生されるのに音が出ないことがあったり、動画の再生が途切れ途切れで、他のコンピュータの動画再生アプリケーションでは表示されないような乱れが生じたりすることがあります。

表示されるべき字幕が表示されない場合や、再生自体ができない場合もあります。

一部の動画がChromebookで再生できない理由

これらの問題が生じる理由には、以下にあげる理由を含め、数多くの可能性があります。

  1. Chrome OS(Chromebookのオペレーションシステム)が動画ファイルの動画コーデック/音声コーデックに対応していない場合。 現在対応しているメディアファイルの種類とコーデック については、こちらをご覧ください。
  2. Chromebookの一部モデルは、インターレース方式の動画に対応していません。
  3. 動画ファイルの中の字幕ストリームが認識されないフォーマットである場合。
  4. ChromeまたはChrome OSのアップデートが動画再生の問題を引き起こすバグを含んでいる場合。(これに対する最善の対策は、この問題をChromebook Supportフォーラムに報告することです。一例として、こちらの議論をご覧ください。)

 

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Chromebookの所有者が試すことのできる対処法

Chrome OSが対応する動画の種類や動画/音声コーデックが増えるまでの間でも、動画を使うための方法をいくつか試してみることはできます。 インターネットに常時接続している場合に最適な方法もあれば、オフラインになることが多くても使える方法もあります。すべての方には適さない、より複雑なソリューションとしては、他のLinux提供品でChrome OSを補完するという方法があります。この方法はここには収まらないので、ここでは以下にいくつかの提案をさせていただきます。

  1. 動画ファイルをGoogle DriveDropboxなどの動画再生機能を持つファイルストレージサービスにアップロードして、そこから動画をストリーミングする。
    • インターネットに接続することができて動画をストリーミングで見られる場合や、ファイルサイズによっては時間がかかります(このプロセスを速くするためにコツについてはこちらをご覧ください。)が、動画をまずアップロードしても構わない場合には、使える方法です。
  1. Chromebookの既定のプレイヤーよりも多くの動画/音声コーデック(と字幕)を再生できる動画プレイヤーアプリ Chrome Storeからインストールする。
  • 一部の動画や動画コンテナフォーマットには使えますが、すべてには対応できません。例えば、このプレイヤー は265動画を含んだMKVファイルには使えますし、たくさんの音声コーデックに対応しています。
  • 字幕に対応し、さらに字幕を自動でロードしてくれるオススメのプレイヤーは Subtitle Videoplayerです。ただし、別のアプリを使って動画ファイルの字幕ストリームを解凍し、適切なフォーマット(.srt)にまず変換しなければならない場合があることにご注意ください。
  1. Flashが有効になっていることを確認する。
  • Chromebookにはデフォルトで有効になっているFlashプラグインが搭載されており、これがあるおかげで使える動画ファイルの種類が多くなっています。何らかの理由でこのプラグインが無効になっている場合があると思う場合は、Flashが有効になっていることを確認してください。
  1. Chromebookが読み込めるフォーマットに動画ファイルを変換する
  • ここまでの提案がどれもうまくいかなかった場合には、Chromebookで再生できるフォーマットに動画を変換してみましょう。
  • こうすることで、インターネットに接続しなくても、直接コンピュータから、または接続した外部USBドライブまたはSDカードから、動画を再生することができるようになります。
  • こうすることで、目に見える品質の劣化を起こさずに、動画ファイルのサイズを小さくすることができます。(処理に必要なディスクスペースも節約できます。)
  • ほとんどの動画ファイルは変換できますが、一部の状況下ではうまくいかない場合があることにご注意ください。試して見るだけの価値は確実にあり、うまくいくかもしれません。

Clipchampを使った動画の変換

動画の変換で問題が解決するかどうしても知りたい場合に、Chromebookで最も素早く動画を変換できるのはClipchampです。これはファイルをマシンの中で直接処理し、オンライン上のサーバーに動画をアップロードすることなく変換できる、無料動画変換アプリです。

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TheこのアプリはChrome Storeで入手することができます。

簡単なチュートリアル

作業を簡単にするために、Clipchampの使い方をステップごとにご説明していきます。

まず、clipchamp.comへ行くか、Chrome Store行くからインストールしてください。

 

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Clipchampにログインするか、新しいアカウントを作成して、変換したい動画を選択してください。

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「次の設定で最適化する」のオプションで「Web」か「モバイル」を選択してください。

デフォルトのMP4形式のままにしても、リストからWebMを選択しても、Chromebookはどちらのフォーマットも再生することができますし、動画を変換するためにClipchampが使う動画コーデックも認識できます。

 

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出力オプションを選択するか、デフォルトのままにしてください。

品質を高くするということは、変換プロセスにかかる時間が長くなり、出力ファイルのサイズが大きくなりますが、映像の品質は良くなるということを意味します。品質を低くするということは、処理が速く終わる他、動画の圧縮率を高めることにより出力ファイルのサイズが小さくなることを意味します。

[スタート]ボタンをクリックし、ビデオが処理されるまで待ちます。

 

最後のステップとして、変換後の動画を確認・保存してください。

変換が終わったら、ご自分のコンピュータかGoogle Driveにファイルを保存することができます。「再生」ボタンを押すことですぐに結果を確認することもできますし、Facebook・Vimeo・YouTubeなどにアップロードすることもできます。

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これらの提案に従っていただければ、元々の動画ファイルがChromebookに認識できないフォーマットだったとしても、Chromebook上でご自分の動画を再生できるようになるでしょう。