動画に磨きをかけ、視聴者をさらに魅了する方法をお探しですか? シーン切り替えや特殊効果を追加すると、動画の雰囲気、ペース、スタイルを設定できます。スライドショー動画や日々のブイログを YouTube 向けに作る場合も、モバイルフレンドリーなマーケティング広告を Instagram リール向けに作る場合も、動画切り替えを使って動画をレベルアップしましょう。
ここでは、最高にクールな動画切り替えの数々と、Clipchamp で切り替えを追加する方法をご紹介します。
動画切り替えとは?
動画切り替えは、2 つ以上の動画クリップをクリエイティブにつなぎ合わせます。どの動画エディターのツールキットにも必ず用意されているシーン切り替えの例としては、黒へのフェード、フェードアウト、パン、ズーム、ジャンプ カット、スワイプ、グリッチ、クロスディゾルブなどがあり、動画をがらりと変える力があります。動画切り替えによって動画のペースやスピードを定めることができ、視聴者を引き付けて動画の総再生時間を増やすこと にも役立ちます。
試していただきたい動画切り替えと効果 16 選
1. リキッド ストリークとリキッド ドロップの動画切り替え
TikTok のトレンドや Instagram リールのようなソーシャル メディア動画で視聴者をもっと楽しませたい場合は、 リキッド ストリークまたはリキッド ドロップの動画切り替えをクリップ間に追加してみましょう。このユニークな特殊効果は、ジャンルを問わず動画に微調整を加えてプロフェッショナルらしさを瞬時に高めるのに理想的です。
リキッド ドロップまたはリキッド ストリークの切り替えを使うには、Clipchamp で [液体のしたたり] または [液体のストリーク] を探してください。
2. フェード スルー ブラックやフェード スルー ホワイトの動画切り替え
[切り替え] タブ内にはフェード スルー切り替えが 2 つあります。[フェード スルー ブラック] 切り替えではクリップが徐々にディゾルブして黒い背景に変化し、[フェード スルー ホワイト] 切り替えでは徐々にディゾルブして白い背景に変化します。このシ ンプルな動画シーン切り替えは、YouTube チュートリアルや音楽動画、パフォーマンス動画など、どの動画にも適しており、シーン間にサスペンスの雰囲気を作り出すのに使用されています。 フェード スルーの動画切り替えに合わせて、オーディオをフェードインまたはフェードアウトすることもできます。
フェードの切り替えを使うには、Clipchamp で [フェード スルー ホワイト] と [フェード スルー ブラック] を探してください。
3. 火の動画切り替え
アクション スポーツ、新しい TikTok ダンス、謎解き動画などを、火の動画切り替えを使って紹介しましょう。視聴者が気に入るような、短くシャープでかっこいい動画を作成し、特殊効果を追加してチャンネルを成長させましょう。火の動画切り替えを使うと、燃え盛る炎を模した "火" のモーション グラフィックでクリップ間を移動することができます。
火の切り替えを使うには、Clipchamp で [火] を探してください。
4. 閉じる動画切り替え
"閉じる" 動画切り替えは、1 つのクリップを斜めに閉じ、回転させて次のクリップにつなぐことによってスタイリッシュな進行を生み出します。このユニークなシーン切り替えを使うと、どの動画にも個性を加えることができ、特にソーシャル メディアのセール広告、旅のブイログ、モバイルフレンドリーな動画コンテンツ (Instagram リールや TikTokなど) でよく使われています。
閉じる切り替えを使うには、Clipchamp で [閉じる] を探してください。
5. タイルの動画切り替え
動画クリップ間にエクスクルーシブな切り替えを追加したい場合は、タイル切り替えが最適です。タイルは、"タイル" つまり箱のようなデザインを使ってクリップ間を移動するものであり、スライドショーやプレゼンテーション、デモ動画、ショート形式動画 (たとえばセール広告)、旅の動画、さらにはゲーム動画など、どの動画にもクリエイティブなタッチを加えることができます。
タイル 切り替えを使うには、Clipchamp で [タイル] を探してください。
6. 垂直または水平のバーン ドアの動画切り替え
不動産の動画、オフィス ツアー、舞台裏のクリップを引き立てるには、垂直と水平のバーン ドアの動画切り替えを使うとよいでしょう。作成する動画が Instagram、TikTok、または YouTube ショート向けでも、ワイドスクリーンのデスクトップ向けでも、バーン ドア シーン切り替えは両方のアスペクト比に適しています。 動画に趣を加えて、クリップ間の切り替えを一味違ったものにしたい場合は、シンプルさを極めたバーン ドア効果を使うとよいでしょう。
バーン ドア切り替えを使うには、Clipchamp で [バーン ドア - 垂直] または [バーン ドア - 水平] を探してください。
7. インクの動画切り替え
インク動画切り替えを使うと、絵筆で描いたようななめらかなインク効果を 2 つのクリップ間に作り出すことができます。このクリエイティブな動画効果は、美術展のスライドショーやモバイルフレンドリーな TikTok 動画、学校のプロジェクト、ストーリーテリング動画、音楽動画に適しています。
インク切り替えを使うには、Clipchamp で [インク] を探してください。
8. グリッチとグリッチ表示の動画切り替え
クリップ間を移動するときに生じるカメラや動画のエンコーディングの歪みを再現したいですか? グリッチやグリッチ表示の動画切り替えを試してみてください。"色収差" とも呼ばれるこの切り替えは、映像信号の問題を模倣して迫力とサスペンスの雰囲気を 2 つのクリップ間に作るものであり、ドラマティックな感じを動画に加えることができます。グリッチは、不気味なハロウィーン動画によく使われ、製品発表やソーシャル メディア コンテンツなどを大々的に宣伝する際にもぴったりです。
グリッチとグリッチ表示の切り替えを使うには、Clipchamp で [グリッチ] と [グリッチ表示] を 探してください。
9. ズーム インとズーム アウトの切り替え
ズーム インとズーム アウトの切り替えはすべての動画編集ツールキットにとって必要不可欠です。ズーム インの切り替えは被写体に近づき、ズーム アウトの切り替えは被写体や動画の焦点から遠ざかります。この簡単な効果は視聴者の注意を瞬時に引き付けるので、ゲーム動画、YouTube のリアクション動画、ソーシャル メディアのセール広告、スライドショー動画に最適です。
ズーム インとズーム アウトの切り替えを使うには、Clipchamp で [クロスフェード] を探してください。
10. スピンの動画切り替え
スピン切り替えは、動画を 180 度回転して次の動画につなぐ、人気の動画効果です。 このシーン切り替えは、楽しく芸術的な効果を作ることができ、旅のブイログ、アクションやスポーツの動画、ファッションやライフスタイル、イベントのプロモーション、音楽動画に適しています。スピン切り替えは、シューッという音やクリック音などの効果音やロイヤリティフリー音楽のビートとも相性抜群です。
スピン切り替えを使うには、Clipchamp で [スピン] を探してください。
11. ハートの動画切り替え
バレンタイン デーや母の日などのプロモーション コンテンツにロマンティックなタッチを加えるときや、動画カード、結婚式のスライドショー、あるいはプロポーズ動画に感情を込めたいときは、ハートの動画切り替えを使うとよいでしょう。 愛を象徴し、親密な雰囲気を高めるハート型の動きでクリップ間をスムーズに移動できます。
ハート切り替えを使うには、Clipchamp で [ハート] を探してください。
12. ワイプ ライトとワイプ レフトの動画切り替え
スワイプの動きやページをめくる動作を再現したい場合は、ワイプ ライトとワイプ レフトの動画切り替えを試してみてください。ワイプ切り替えを使うと、ストーリーテリング動画、YouTube ショート、Instagram ストーリーや、モーション タイトル付きのスライドショー動画にさらなる効果と個性を加えることができます。
ワイプ ライトとワイプ レフトの切り替えを使うには、Clipchamp で [ワイプ ライト] と [ワイプ レフト] を探してください。
13. ワイプ アップとワイプ ダウンの動画切り替え
ワイプ ライトやワイプ レフトと同様に、ワイプ アップとワイプ ダウンのシーン切り替えを使うと、動画クリップ間に円滑なワイプ モーションを作ることができます。プロモーション動画、企業プレゼンテーション、スライドショー、または YouTube チュートリアル (ピクチャインピクチャなど) を作る場合は、ワイプ切り替えを使って商品を紹介することや、テキストを表示することができます。
ワイプ アップとワイプ ダウンの切り替えを使うには、Clipchamp で [ワイプ アップ] と [ワイプ ダウン] を探してください。
14. クロスぼかしとクロス フェードの動画切り替え
クロス ブラーとクロス フェードのシーン切り替えを使うと、クリップの終わりをぼかしながら次のクリップへと円滑に移動することができます。水中のスライドショー、ソーシャル メディアのセール広告、または企業プレゼンテーションを作成するときに、プロのように動画を編集できます。 ぼかしの終わりに合わせて、オーディオをフェードインまたはフェードアウトすることもできます。
クロス ブラーとクロス フェードの切り替えを使うには、Clipchamp で [クロス ブラー] と [クロス フェード] を探してください。
15. プッシュ レフトとプッシュ ライトの動画切り替え
プッシュ動画切り替えを使うと、動画クリップを左や右から動かすことですばやくスライドできます。ワイプ レフトやワイプ ライトと同様に、場面切り替えでクリップが素早く動き、より目を引くような動画になります。休暇の振り返り動画や YouTube のブイログで場所やトピックを変えるときに、プッシュ レフトとプッシュ ライトの切り替えを追加しましょう。効果音やオーディオとの相性がぴったりです。
プッシュ レフトとプッシュ ライトの切り替えを使うには、Clipchamp で [プッシュ レフト] と [プッシュ ライト] を探してください。
16. プッシュ アップとプッシュ ダウンの動画切り替え
ライフスタイル動画、カタログ、写真撮影動画、旅のブイログでスライドショーのような効果を出したい場合は、プッシュ アップとプッシュ ダウンの動画切り替えをクリップ間で使うとよいでしょう。この動画切り替えによって、動画の流れが良くなり、YouTube や Instagram で共有できるようになります。
プッシュ アップとプッシュ ダウンの切り替えを使うには、Clipchamp で [プッシュ アップ] と [プッシュ ダウン] を探してください。
動画切り替えのヒント
動画に適した切り替え効果の選択は、視聴者が楽しめるようにするスタイル、雰囲気、トーンによって異なります。さまざまな切り替えで動画を編集してみて、どのスタイルがご自身の美的感覚に合うのか確認してください。最初から正しい決断を下す必要はありません。さまざまな切り替えを試して、お気に入りを見つけてください。Clipchamp の切り替えのライブラリにある多彩な切り替えを使って、動画をカスタマイズしましょう。
クリップ間のシーン切り替え追加についてさらにヘルプが必要な場合は、こちらの YouTube チュートリアルをご覧ください。
Clipchamp の多彩な切り替えと特殊効果を活用して、動画クリップの間を途切れなく移動しましょう。 その他の動画編集テクニックについては、動画にテキストをオーバーレイする方法の説明をご覧ください。