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Clipchamp Utilitiesと動画圧縮機能の提供は2021年に終了しましたがご心配なく。無料の動画エディターには動画をレベルアップするために活用できるプロフェッショナルで使いやすい編集機能が引き続きすべて揃っており、トリミング、カット、速度調整、キャプションやタイトルの追加、GIFの作成や挿入、ストックメディア、ナレーションやグリーンスクリーン効果などの追加ができます。無料でClipchampオンライン動画エディターを試してみましょう。
最終更新日: 2019 年 10 月 14 日
お気づきかもしれませんが、Microsoft Outlook アプリケーション(Outlook 2007/2010/2013/2013 以降のバージョン)ではすでにメールでの動画埋め込みサポートを終了しています。
他の多くのプロバイダー同様、Microsoftでは、こうしたファイルによるウイルスや危険なマルウェアが増えていることを背景に、メールでの動画サポートの中止を決めました。しかし、動画は強力なデジタルツールであり、動画コンテンツを含むマーケティングメールは素晴らしいアイデアです。
幸い、Outlook Live に動画を埋め込む方法があり、デスクトップ用のアプリにおいても簡単に動画を埋め込む方法がいくつかあります。この記事では以下のようなテーマをカバーします。
Outlook Live のメールへの動画の埋め込み
画像リンクによる Outlook のメールへの動画の埋め込み
Outlook メールに添付ファイルとして動画を挿入する
HTML5 を利用した Outlook メールへの動画の埋め込み
1. Outlook Live メールへの動画の埋め込み
デスクトップアプリではなくオンラインバージョンの Outlook を利用している場合、動画の埋め込みは非常に簡単です。
ステップ 1: まず、YouTube を開き、共有したい動画のリンクをコピーする必要があります。自分で作成した動画の場合は、YouTube 用に最適化し、サイトにアップロードします。
ステップ 2: 次に、新しいメッセージを作成し、メール本文にリンクを貼り付けます。すると、リンクの下に動画プレビューが表示されます。

ステップ 3: リンクを削除してメッセージを書きましょう。プレビューは残ったままです。

ステップ 4: メールが送信されると、受信者は新しいウィンドウを開かずに、プレビューをクリックして動画を見ることができます。

スマホアプリの場合、動画は YouTube アプリで開きます。製品やビジネスに関するプロモーション動画を埋め込みたい場合は、メールの署名を作成し、動画にリンクすることができます。



2. 画像リンクによる Outlook メールへの動画の埋め込み
Outlook のデスクトップアプリを使用している場合、YouTube のリンクを貼り付けることはできませんが、この記事で紹介されているように、以下のような方法で YouTube 動画を Outlook メールに埋め込む事ができます。
ステップ 1: 動画のスクリーンショットを撮り、メール本文に画像を埋め込みます。
ステップ 2: YouTube でホストされている動画にリンクします。動画を YouTube に取り込むスピードを上げる方法については、以下をご覧ください。
ステップ 3: 視聴者が画像をクリックすると、新しいブラウザウィンドウで動画を開き、視聴することができます。

Photoshop や類似のプログラムを使って 画像の中央部に再生ボタンを追加し、クリックで動画を視聴することを分かりやすくすることができます。
Outlook の場合は他のサイトよりも YouTube に掲載された動画の方が自動的に表示される可能性が高いので、当社では YouTube を利用する事をお勧めしています。この場合、ユーザーエクスペリエンスの向上を図るため、読むのが楽しくなるメールを作成することが大切です。
また、独自のメール画像を持つユーザーの場合、画像のALT属性は無効になるため、行動喚起(CTA)ボタンも利用したほうが良いでしょう。B2Bメールマーケティングの場合、メールに動画を追加することもメッセージを伝える上で優れた方法です。
または、HTML メールの署名に動画の リンクを埋め込むこともできます。MySignatureのようなオンライン署名ジェネレータを使用するだけで、簡単に画像がクリックできるようになります。画像のサムネイルに再生ボタンを追加すれば、リンクをクリックしてもらえるかもしれません。

3. Outlookのメールに添付ファイルとして動画を挿入する
また、Outlook メールには添付ファイルとして動画を追加する事もできます。この場合、メールの添付ファイルとしてはファイルサイズが大きすぎて、Outlook の最大添付ファイルサイズ制限(20MB)に引っかかる可能性があります。
多くの動画ファイルでこの制限を回避するには、動画をメールに追加する前に圧縮します。圧縮すれば動画のファイルサイズを 20MB 未満にできます。
Clipchamp の無料オンライン動画コンプレッサーとオンライン動画コンバーターを使用して動画ファイルを圧縮し MP4 に変換することで、Outlook のメールに添付できるようになります。

ブラウザでアプリにログインし無料アカウントを作れば、1 ヵ月あたり 5 本までなら動画を無料で 処理できます。シンプルに元動画を選択し、その後、画面上でモバイル用に最適化、MP4、中画質または低画質、および240p、360p、480pを選択すれば、メールの添付ファイルとして十分なサイズに圧縮してファイルを最適化できます。

処理が完了すると、Clipchamp の「保存&共有」画面に処理後のファイルサイズが表示されます。処理後の動画ファイルサイズがまだ大きすぎる場合は、そのファイルを保存せずに「別のファイルの圧縮」をクリックし、異なる圧縮設定でもう 1 度試してみましょう。
処理後のファイルサイズが十分小さくなっていれば、コンピューターに保存して、他の添付ファイルと同じようにメールに添付しましょう。メールの受信者はその場で動画を開いて視聴する事ができます。

圧縮プロセスの一環である Clipchamp の無料オンライン MP4 コンバーターを使えば、どんな最新のコンピューター、タブレット、スマートフォンでも撮った動画を再生することができます。
解像度やフレームレートが高い、もしくは再生時間が長い動画は 20MB 未満に圧縮できないこともあるのでご注意ください。
こういった動画をメールに添付する際は、YouTube にアップロードし、メールにリンクを記載する方法(ステップ 1 を参照)をお勧めしますが、この方法で動画を追加する場合でも、圧縮してファイルサイズを小さくしておけば、YouTube へのアップロードが遥かに速くなります。
4. HTML5 を利用した Outlook メールへの動画の埋め込み
HTML5 に精通している場合、選んだプレビュー画像と共に動画を埋め込む事ができるコードをメールに追加する事ができます。追加したコードに間違いがないことを確認して [pii_email_a4afd22dca99c2593bff] エラーコードが出ないようにしましょう。
コードに目を通し、現在のタイトルと動画、画像を自分のものと差し替えます。例えば、以下のような一連のタグで、自分のメールの内容に合うようにタイトルタグの間のテキストを更新しましょう。
<!doctype html> <html> <head> <title>メール内動画テスト</title>
利用する機器やメールサーバーに応じて、必要になるコードは少々異なります。また、受信者側のメールサーバーもしくは機器が HTML5 の埋め込みを許可していない場合のフォールバックコードもあります。何らかの問題がある場合は、この記事で詳細をチェックしてみてください。