動画制作のヒント

被写界深度(DOF)とは?

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動画や写真撮影の品質を向上させるには、まず基本に立ち返ってみましょう。

被写界深度の利用方法をまだ検討されていないのであれば、とてももったいないことです。

この記事では、被写界深度とは何か、なぜビジュアルコンテンツを制作する際に被写界深度を考慮することが重要なのかを説明します。

Example of depth of field via pexels-kristina-paukshtite-701816

ソース: Pexels

被写界深度とは?

被写界深度(DOF)とは、はっきりと見える写真や動画フレーム内の最も近い物体と最も遠い物体の距離を指します。被写界深度が狭い写真はピントがほとんど合っておらず、逆に被写界深度が広い写真はピントが合っている部分が多くなります。被写界深度が大きいことを被写界深度が広いと呼び、被写界深度が狭いことを被写界深度が浅い、または小さいと呼ぶこともあります。

被写界深度は画像の印象を大きく変えるため、どのようなコンテンツを作る場合でも、その設定方法を理解しておく必要があります。これは、ビジュアルコンテンツ制作の基礎となるスキルです。

被写界深度を理解しておかないと、写真や動画の外観を改善するのが難しくなります。

被写界深度を理解することが重要な理由

被写界深度は、写真や動画撮影で理解しておくべき最も重要な基礎の一つで、撮った写真やコマを一変させる力があります。

さまざまな被写界深度を利用しないと、写真や動画が平坦で視覚的に面白くないものになってしまいます。

着席のインタビューや人が話す場面の撮影が多い場合では特に、背景がどんなに面白くても同じような画像になってしまいがちです。

被写界深度 は、風景写真や動画撮影に興味がある人にとっても重要です。被写界深度を狭くしたり、広くしたりすることで、画像の印象が変わり、写真の雰囲気をガラリと変えることができます。

また、F値と被写界深度の関係も考慮する必要があります。F値は、レンズを通過する光の量を調整するもので、シャッタースピードによってコントロールされます。

一般的にF値とは、写真の絞りを表現し、コントロールする方法を指します。写真に写る光量は被写界深度の広さや狭さ、見え方に直結するため、写真や動画を撮影する際には考慮する必要があります。

F値が小さいほど、被写界深度は浅くなります。被写界深度の浅い画像を撮影する場合、被写界深度は5.5~1.4の間に収めるのがよいでしょう。

写真や動画に被写界深度を適用するタイミング

写真や動画コンテンツを制作する際には、常に被写界深度を考慮する必要があります。

被写界深度を多彩に利用している画像、映画、テレビ番組には、次のようなものがあります。

  • フルメタルジャケット

  • ジム・リチャードソンの写真

  • グレイテスト・ゲーム

  • ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

  • オーソン・ウェルズの「市民ケーン」

  • 大統領の陰謀

  • Huluのシリーズ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」や「LEFTOVERS/残された世界」など、現在放送中の有名ドラマの数々

もちろん、どんなビジュアルコンテンツであっても被写界深度は必要です。だからこそ、正しく活用する方法を理解することが大切です。

自分の作品で被写界深度を使う方法を考えるには、映画やテレビ、写真で被写界深度のさまざまな例を見るのが最適です。

見た内容をもとにさまざまなオプションを試すことで、映画や写真における被写界深度の使い方の常識を覆す、新しいエキサイティングな方法を考え出すことができます。

例えば、同じ写真を被写界深度を変えて撮影してみましょう。誰もいない草原など、地味な撮影でも、被写界深度が写真の見え方に影響を与えることを実感できます。

静止画で被写界深度を変えてみると、被写界深度がどれだけ見る人のイメージに影響を与えるかを簡単に把握できます。

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被写界深度の使い方

被写界深度の計算方法は実はとても簡単です。数学的には、被写体までの距離を2倍にして2乗し、それにF値と錯乱円の大きさを掛け合わせ、さらに焦点距離(2乗)で割ることになります。

難しそうですが、実際には計算しなくても被写界深度を作品に使うことができます。

静止画の撮影では、被写界深度の調整はそれほど難しくありません。カメラを被写体に近づけたり遠ざけたりすることで、被写界深度が変化します。被写体がカメラに近いほど、被写界深度は短くなります。

また、カメラの設定を変えて被写界深度を変えることもできます。オートフォーカスに頼らず、カメラのマニュアルフォーカスを使いこなせるようになると、被写界深度を自在に操ることができます。

また、カメラの被写界深度を調整する際には、使用する絞りを考慮する必要もあります。

よりアーティスティックな効果を出したい場合は、ボケを意識してみましょう。ボケとは、画像やフレームの中のボケた部分の視覚的な見え方を指します。ボケにおいて重要なのは、ボケた部分が変な風に見えないようにすることです。

異なるレンズを使用すると、画像のボケに影響し、異なるぼかし効果が出る可能性があります。比較的滑らかなぼかしもあります。ポートレート写真を撮るときは、ボケが特に重要です。

このように、ボケと被写界深度を併用すると、コンテンツの雰囲気が完全に変わり、作品をレベルアップすることができます。

被写界深度に合わせてレンズを使い分ける

動画や写真撮影のニーズに合わせ、以下のようにさまざまなレンズを使い分けることができます。

  • プライムレンズ

  • 魚眼レンズ

  • マクロレンズ

  • 広角レンズ

  • 標準レンズ

  • 望遠レンズ

  • チルトシフトレンズ

何種類ものレンズの購入にお金を使うのを避けたい場合には、レンズをレンタルして被写界深度のある写真を撮ることもできます。

ソーシャルメディア動画での被写界深度の活用

被写界深度を考慮することで、ソーシャルメディア動画を改善できます。例えば、話している人を撮影する場合、背景のビジュアルとしての面白さに応じ、インタビューの被写体に焦点を合わせるか、背景を強調するかを検討することができます。

TikTokやInstagramなどの縦型動画を作成する際には特に被写界深度を考慮する必要があります。こうした動画は幅が狭いので、背景に気を取られないよう、フレーム内で適切な画像を強調する必要があります。

正方形でフォーマットされた動画の場合にはこれがさらに重要となります。フレームが小さいため、背景に何かがあると視聴者の気が散りやすくなります。したがって、ソーシャルメディアプラットフォーム用の動画を作成する際には、被写界深度を慎重に検討するようにしましょう。

ある種のYouTube動画にもこれが当てはまります。例えば、背景にある特定のものを強調したい場合、グラフィックに加えて被写界深度を使うことで、強調したいものに観客の視線を集めることができます。

ソーシャルメディア向けの撮影でも、被写界深度を利用してコンテンツの質を向上させることができます。

ではさっそく始めてみましょう!

被写界深度の活用を開始

被写界深度を理解したことで、動画や写真のコンテンツの質をスムーズに向上させられるようになりました。

さまざまな映像制作や編集のコンセプトについて詳しく知るには、Clipchampの用語集を確認しましょう。必要な情報がすべて記載されています。

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